上田早夕里著「魚舟・獣舟」を読んでいます。
現在、短編「真珠の街」まで読了です。
で、ひとつ質問なんですけど、これって面白いのですか?(^_^;)
僕には、上田早夕里の良さがまったくわかりません。SF業界では高評価らしいのですが、僕の琴線にはまったく触れてこない──。読み終わっても、何も感じないのですよね。なぜだろう?
例えば、「魚舟・獣舟」にしても、魚舟が、朋を失い獣舟に変わる、などの奇異な生態が、現代人にとっての何かのアナロジーであるというような示唆も何もないし、それ故に、獣舟の鳴き声が、人類の挽歌であるという行も、さっぱり理解できません。
「くさびらの道」にしても、狂言が元の作品であるといったことが、少し僕には楽しかったのですが、それ以上のものを感じないし、何かを示唆するものも感じ取れなかったですね。山岸真の解説を読んで、これが“幽霊の考察”というお題を与えられての作品であるとわかってはじめて、ああ、確かに幽霊とはこういうものだろうな、と後から考えたくらいです。でも、そこで述べられている幽霊の考察にしても、そう驚くようなものではないわけで、どちらかというと古典的ですらあると思うのです。
面白いかなぁ、これ?
(^_^;)
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