僕のAmazonへの投稿に関して、謝罪です。
僕は、籘真著千歳「スワロウテイル人工少女販売処」以下のように書きました。
一貫したストーリーはある。だが、籘真は場面場面で都合のいい設定を書き込んでしまう悪い癖があるように思う。ある場面(P221)では、九州は日本ではないと書き、ある場面(P400)では屋久島を日本だと書いている(屋久島だけ日本なのか?)。また、ある場面(P261)では微細機械のために自治区では電波が使用できないと書き、ある場面では揚羽が携帯電話を使っていた(揚羽の携帯はどうやって通話するのだろう)。さらに、畑をやめれば飢えがなくなると語らせ(P195)、別の場面(P329)では視肉によって食料不安がなくなったと書いている。こういった箇所が多数ある(すべて書き出せばかなりな量になる)。いくらストーリーが楽しくても、これをいい作品とは評価できない。
一番感動的な場面であろうと想像できる箇所(P511)でも、揚羽が鏡子から髪を撫でられ、身体に触れる形で愛情を示されたのは初めてだったかもしれない、と籘真は書いている。人を殺せなかったと泣いたとき、さんざん鏡子に抱きしめられたことを、揚羽は忘れてしまっている(やはり五等級だから?こんな場面でボケなくても……)。
まだ籘真の作品は本作品しか読んでいないが、個性はいいものを持っていると思う。設定の緻密さを上げればいいものが書けるようになると思う。作者はまだ若いのだろう。他のレビューを読むとファンは籘真の作品に楽しさを感じている。今後に期待したいという思いを込めて、ひとりのSFファンとしてこの作品には星ひとつという辛口の評価を下したい。
これについて、僕の誤解があったため、全文を削除させていただきました。
籘真千歳氏ご指摘の通り、携帯電話は赤外線を使用しているとの記述があり、僕の主張はまったく、事実無根の誹謗中傷であったことを認めます。
関連するブログ等も削除させていただきます。
籘真千歳氏ならび、関係者の方々には大変ご迷惑をおかけいたしました。ここに謝罪いたします。悪意がある、ととられても仕方のない文章でした。
また、人工知能に関する認識も、ご指摘のとおりです。
籘真は、奇抜なアイデアを正当化しようと非常に多弁的になる傾向がある。だが、その多弁的な解説がさらなる矛盾を生み出している。
未来を知っているふたつの人工知能が賭をする、という奇想天外なアイデアをなんとか正当化しようとしているのはわかるが、そもそも、あらゆる事態を想定する(P337)ような人工知能が、はたして未来を知っていると言えるのだろうか。それについての説明もあるにはある(P341)。だが、今後死ぬはずのない一億人の人間が死んでしまうなどの歴史的な変動を、些細なことだとどこまでも許容していけば、地球などなくなってしまっても関係ないし、宇宙が消滅したっていいことになる。別の宇宙で、同じことが起るわけだから……。
未来を知るうえで問題にしたいのは、人工知能が些細なことだと切り捨てる部分であり、それを知らないというのであれば、人工知能は未来など知ってはいないことになる(個人的に、このパラドックスを考えるのは楽しかった。軽い頭痛は体験したが)。
籘真流の決定論を、頭の中で必死に組み立ててみようとしたが、無理だった。それに、どう考えても、彼らは賭をしているのではなく、ガチンコ勝負をしているようにしか思えない。未来を知っていると主張する彼らが、必死に自分の想い描く将来を実現しようと、戦っている。彼らは、未来など知ってはいない(たぶん、籘真は未来を知っているのだろう)。
他にも自称「未来を知っている人工知能」について書きたいことはあるが、ストーリーのネタバレになる可能性もあるので控える。
ストーリーの根幹をなす人工知能の設定に最後まで納得がいかず、残念ながら最後まで物語に入れなかった。登場人物たちの言動に首を傾げる箇所や、細かな矛盾も数多くあり、いい作品とは評価できない
以上のレビューを削除させていただきます。まさに、誤解に誤解を重ねておりました。
籘真千歳氏にご迷惑をおかけしたことを心より詫びします。大変、申し訳ありませんでした。
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