2012年5月11日金曜日

ビブリア古書堂

 三上延著「ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~」、読了です。
 書店で見かけて、ちょうどラノベが読みたかったので買ってみました。
 本好きの女性で眼鏡、しかも巨乳(表紙から勝手に想像!)とくれば、自分のなかではあの紙使いの読子しかいない!と思っていたところに新キャラ登場です。
 いわゆるラノベっぽいノリを期待していただけに、いい意味で裏切られました。
 古本にまつわるお話しが、ミステリー仕立てで展開していきます。主人公の栞子は、足が不自由で人見知りが激しく、物静かな本好きな女性という、悪く言えば男の欲望を具現化したかのようなキャラクターなのですが、そういった媚びは感じられないので好感が持てます。このあたり、ラノベっぽくないんだよね。
 で、面白かったので続編の「ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~」も買って一気に読んでしまいました。
 そして深まった謎が、一巻の表紙。
 あれは、栞子の母親の肖像画だったのか?
 しかし、背景には液晶モニタのようなものもあるし、どう考えても栞子の母親の時代とは思えない。一巻で五浦がはじめて目にした栞子の服装に酷似しているようですが、あのときはたしか髪をゆるい三つ編みにして結い上げていたはず。しかし、一巻の表紙を飾るのが栞子の母親というのはすこし不自然。ん~、どっちだろ?
 どちらにしても、各エピソードごとのミステリーとは別に、母親や栞子にまつわる謎も、ストーリー全体に絡んでくるようです。
 続刊が楽しみですね。

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